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HOME > 不動産コンサルタント 長嶋 修の『どーなってるの?不動産投資』



不動産投資市場はいま、どうなっているのか?
アパート経営のノウハウは?
不動産コンサルタント 長嶋 修がぶった斬る!


■第2回 『誰でもできる不動産投資 他の投資と違うのは…』■

皆さんこんにちは。
不動産コンサルタントの長嶋修です。

日本の不動産投資ブームは戦後、何度か訪れましたが、昨今の不動産投資ブームは2000年代の前半から起こったものです。

きっかけは、『金持ち父さん貧乏父さん(ロバートキヨサキ著)』。
本書の教えを要約すれば、以下のようなものです。

  「“お金に縛られる人生”と、“お金をコントロールする人生”がある」
  「収入は“消費”ではなく“投資”にまわせ」
  「持ち家はお金を生み出さないから、ただの“負債”である」
  「投資用の不動産こそ、確実に収益を生み出してくれる“資産”」
  「収入は“消費→負債”ではなく“投資→資産”にまわすもの」



1999年にバブルが崩壊してから不動産価格は長く低迷を続けてきましたが、
このブームで不動産価格はついに底をうち、現在に至ります

アチコチで不動産投資勉強会やセミナーが行われ、
これまでに多くの個人が不動産投資を行ってきました。

ところでかつての不動産投資、バブル崩壊前までの不動産投資は、「キャピタルゲイン」、
つまり「値上がり益」を期待してのものが主流でした。

会計の視点でいうと「ストックの視点」です。



一方、今回のブームで特徴的なのは、あくまで
「インカムゲイン重視」の不動産投資が基本である、ということ。
会計的にいうと「フローの視点」。

フローとはわかりやすくいえば「金まわり」のことです。

毎月の家賃収入から、ローンや経費を払った上で手元に残るお金がどれくらいあるのか。
自分が汗水たらして働かなくても、お金が働いてくれて、
毎月のキャッシュをもたらしてくれるというものです。

実際、この手法を使って、サラリーマンを引退して悠々自適の生活を送っている人や、
サラリーマンを続けながら、同時にお金にも働いてもらい、
より豊かな人生を送っている人がたくさんいます。

このあたりが、不動産投資の最も特徴的なところ。



例えば株式投資などにも、「配当」などがありますが、それは微々たるもの。
基本的にはやはりキャピタルゲイン重視の世界です。

金などの商品現物も同様。

値上がり益や資産の分散的な意義があっても、
これらが毎月の安定的なキャッシュを生み出してくれるわけではありません
。毎月安定的な収入を得て、金銭的により豊かな生活を送る手段にはなりえないのです。



そもそも、例えば株式投資と不動産投資は、世界が全く違います。

株式投資は、「買ったり負けたり、の世界」得をする人がいれば、必ず損をしている人がいます。
最近流行のFXもそうです。

切った張った、買った負けたのゼロサムゲームです。

ここには実体が伴いませんからね。
株式投資のデイトレードやFXなんかで、買ってもなんか達成感がない、
むなしい感じがするのはそういうところに理由があります。



そもそも株式投資の先物や信用取引、FXなどは、
本来的な取引のリスクヘッジ的位置づけとして編み出された手法ですので、
それ自体が主流の投資になるなんてことはありえないのです。

もしそうだとしたらそれは、マネーの上で踊っているだけ。

それでも
「勝てばいいのだ。あくまで金銭的な成功が私の価値なのだ」
という場合には問題ありませんけどね。

株の信用取引やFXで時々大失敗して破産状態に追い込まれる人がいるのは、
それらがこのような性質を持っているためです。



最もこの主張は、マネー経済の世界を否定するものではありません。
投資家がいるから経営者は事業を回せるわけですし、
マネーはこの資本主義経済社会の血液のようなものです。

株式の信用取引とかFXは、それらの補完的ないつ付けの商品であり、
マネー経済は私たちが豊かな生活を送るための「手段」であって、
それ自体がメインには、主流にはなり得ない性質のものだということなのです。



不動産投資の場合にはあくまで「不動産」という実物、現物が自分の手元にあり、
それが自分のために働いてくれるというイメージ。
多分に商売的要素、あるいは経営的要素が強いもの。

なので、他の投資と違って、自らコントロールできる範囲も大きくなります。
投資不動産を所有するということは、
ビジネスオーナーにオーナーになるということと限りなく同義です。



ということは言い換えれば、自分が所有している不動産を、
どのようにコントロールしていくかということが大切になってくるわけです。

不動産投資は、しっかり勉強して、しっかりと調査した上で、所有後のコントロールをきちんと行えば、あなたに確実な豊かさをもたらしてくくれます。


とはいうものの、不動産投資もいいことばかりではありません。それ特有のリスクがいくつか存在します。これらのリスクを「ゼロ」にすることは不可能です。ですが、ここで大切なことは、これらのリスクを「限りなくゼロに近づけることはできる」ということです。


長嶋 修(ながしま おさむ) 1967.9.12

■ 不動産コンサルタント
■ 国土交通大臣認定
  不動産コンサルティング技能登録 (1)23626号
■ 宅地建物取引主任者
■ 経済産業省
 今後の住宅産業のあり方に関する研究会 委員
■ 経済産業省
 平成18年度住宅ストック流通促進委員会 委員
■ 経済産業省
 平成18年度住宅安全性確保サービス委員会 委員
■ 埼玉県 安心リフォーム普及事業
 埼玉県リフォーム工事検査マニュアル作成会議 構成委員
■ 経済産業省
 平成17年度消費者エージェント普及検討委員会 委員
■ 経済産業省 国土交通省
 平成17年度住宅ストック利用促進研究会 委員
■ 経済産業省
 平成16年度住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会 委員
株式会社さくら事務所 創業者 取締役会長
すまひとプロジェクト 理事長
不動産投資家倶楽部『EXCEED-X(エクシード エックス)』 主宰


1967年(昭和42年)東京都墨田区生まれ。

広告代理店を経て、1994年(平成6年)ポラスグループ(中央住宅)入社。営業、企画、開発を経験後、1997年から営業支店長として幅広い不動産売買業務全般に携わる。
日々の不動産取引現場において『生活者にとって本当に安心できる不動産取引』『業界人が誇りをもてる仕事』『日本の不動産市場のあるべき姿』を模索するうちに、『第三者性を堅持した不動産のプロフェッショナル』が取引現場に必要であることを確信。
1999年、『人と不動産のより幸せな関係』を追求するために、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『不動産調査 さくら事務所(現 株式会社さくら事務所)』を設立する。
以降、様々な活動を通じて『“第三者性を堅持した不動産コンサルタント』第一人者としての地位を築く。
2005年12月、『人と不動産のより幸せな関係』を広めるため、同社代表を退き会長就任。マイホーム購入・不動産投資など、不動産購入ノウハウにとどまらず、業界・政策提言や社会問題全般にも言及するなど、精力的に活動している。

著書マスコミ掲載やテレビ出演、セミナー・講演等実績多数。

著書は、「住宅購入学入門 - いま、何を買わないか(講談社+α新書)「なぜ『耐震偽装問題』は起きるのか」(講談社+α新書)「住宅選びこれだけ心得帖」(日本経済出版社)など多数。

【講演実績一例】
朝日資産継承セミナー、住生活研究セミナー、仲介業者社内研修、デベロッパー社内研修、FP協会継続研修、中高層住宅委員会講演会、一木会講演会、日本マンション学会シンポジウム、経済産業省シンポジウム、かぎんセミナー、すまいアップセミナー、電力会社マイホームセミナー、アパートメーカー不動産投資セミナーほか多数。


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